創薬研究で未だ活用されていない
化学構造の中には、
創薬有用性が期待できるものが存在する
株式会社アークメディスン
代表取締役社長 田中 圭悟
未活用の化学構造には大きく二つの課題が存在します。
1.合成が煩雑または過去に合成例がない
2.創薬応用した際に薬効や安全性など薬剤プロファイルがどうなるか分からない
私は製薬会社での日常業務の傍ら、これら未活用の構造を整理・統合し、研究を主導する中で、医薬品応用に適した、新規創薬合成プラットフォーム「HiSAP® (ハイサップ)」の開発に至りました。HiSAP® は、世界で物質特許を取得したまたは非公開の多様な特殊合成原料と独自の化合物デザイン支援 システムで構成されます。薬剤として課題のある化合物をHiSAP® で素早く改良し、新規の医薬候補品に生まれ変わらせることができます。これはまるで錬金術師が卑金属から貴金属を得る姿を想起させることから、弊社の社名Alchemedicine (alchemist 錬金術師+medicine 薬剤) の由来としました。
HiSAP® 技術と共に柔軟な発想も大事にしていきます。弊社は一見創薬難易度が高い領域や疾患に対しても、積極的に新薬創出に取り組みます。また、自社創薬に加えて、病院、製薬会社、アカデミアなど外部との共同創薬も強く推進し、一日も早く患者様に役立つ医薬品を届けたいと思います。