未活用の化学構造には大きく二つの課題が存在します。
- 合成が煩雑または過去に合成例がない
- 創薬応用した際に薬効や安全性など薬剤プロファイルがどうなるか分からない
私は製薬会社での日常業務の傍ら、これら未活用の構造を整理・統合し、研究を主導する中で、医薬品応用に適した、新規創薬合成技術「HiSAP(ハイサップ)」の開発に至りました。HiSAPは、世界で物質特許を取得した多様な有機合成化合物とその創薬応用ノウハウで構成されます。薬剤として課題のある化合物をHiSAPで素早く改良し、新規の医薬候補品に生まれ変わらせることができます。これはまるで錬金術師が卑金属から貴金属を得る姿を想起させることから、弊社の社名Alchemedicine (alchemist 錬金術師+medicine 薬剤) の由来としました。